番犬ハナとMIX犬サクのおさんぽ毎日:読書
2023-09-16T08:56:26+09:00
mikihana922
mikihanaです。元宮崎県民です。犬たちのこと、日々のことをあれこれと・・・。
Excite Blog
読書 山本甲士「迷犬マジック3」
http://mikihana92.exblog.jp/33096565/
2023-09-16T08:56:00+09:00
2023-09-16T08:56:26+09:00
2023-09-16T08:56:26+09:00
mikihana922
読書
今回のマジックはいつものごとく自由気ままにしていますが
少し変わったことがあります。
まず居場所が一応あります。(前作と関わりありです。)
そしてマジックがひょっとすると
不思議な力を持っているのではないかなぁと
知られてきているところです。
前2作に比べてマジックの出番は少なめなので
彼の活躍を期待している読者にはちょっと物足りないかも・・・。
けれど、マジックと出会った人たちが
知り合いの子供だったり親戚だったり、友達だったり
直接面識がなくてもみんなが繋がっていきます。
読了後にはやっぱりほんわかした気持ちになってます。
ワンコを通してほっこりしたい方にオススメです。
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ワンコ好きな方にぜひ・・・ 山本甲士「迷犬マジック」シリーズ
http://mikihana92.exblog.jp/33000767/
2023-06-15T17:11:00+09:00
2023-06-15T17:23:53+09:00
2023-06-15T17:11:24+09:00
mikihana922
読書
作家・山本甲士さんを初めて知りましたが
たくさんの著書と読者を持っていらっしゃいました。
どんな方なのかなとネットで検索してみると
ナニヨモというホームページのインタビュー記事を見つけました。
その中からの抜粋です。↓
「私の家には、保護犬の譲渡会を通じて、テリーという名前の黒柴っぽい雑種犬がいます。
当初は「犬を飼いたい」という息子らの願いを聞き入れた上で、身寄りのない犬の命を救ってやろう、
という上から目線だったのですが、
気がつくとテリーが家族のコミュニケーションを円滑にしてくれ、
そばにいてくれるだけで日常に張り合いが出て、
体調が悪い家族がいるとテリーが寄り添ってくれたりと、
逆に私たちの方が助けられていました。
何かの形でこの体験をベースにした物語を書けたら、と思っていました。」
もうこれだけを見て読むこと決定!!!
表紙のマジックと覚しきワンコにも心動かされていましたが・・・。(^^ゞ
迷犬マジックは、このところうまくいってないなぁとか
ちょっと心に傷を負っているような人の前に突然現れます。
マジックと一緒にいると次々と良いことが起こって
その人の心を満たしていきます。そしてその人から去って行きます。
サヨナラのような場面もあったり、そっと立ち去ったり。
思わずホロリとしてしまいます。
ちょっとご都合主義的な、うまく行き過ぎ感もしないではありませんが
老母のことで心も身体もどよ~~んとしている私にはぴったりでした。
1から2と立て続けに読んで私の心も満たされました。
そして昨日6/14は「迷犬マジック3」の発売日でした。
写真はアマゾンからお借りしましたが、どのマジックも可愛いでしょう?!
ワンコに癒されたいとか、ほっこりした気分になりたいとか、
人に優しくなりたいとか、そんな方にぜひお勧めです。
一つだけ・・・。文句ではないんですが、
文庫本描き下ろしということで文字がとてもとても小さいです。
読書専用のメガネがあるので助かりました。
で、こちらは我が家の迷犬サク。
母をなめようとして失敗! デヘヘと笑っています。
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読書 「三千円の使い方」原田ひ香
http://mikihana92.exblog.jp/32894269/
2023-02-12T10:37:00+09:00
2023-02-12T10:37:31+09:00
2023-02-12T10:37:31+09:00
mikihana922
読書
というか予約を入れたのも覚えていないくらい時間がかかって
やっと手元にやってきた本です。
単行本かと思ったら文庫本でした。
最近、ドラマ化もされました。
主役は東京の庶民的な町(らしいです)、十条に住む御厨家の孫、母、祖母。
それに父や祖母のボーイフレンドなども登場します。
「三千円・・・」というのは
孫の小さい頃、祖母が言った言葉ですが、
三千円だけにこだわった内容ではありません。
私でも身近に感じ、そして気楽に、かつ頷きながら読める本です。
小説の最後に孫の言葉が印象的でした。
「お金や節約は、人が幸せになるためのもの。
それが目的になったらいけない。
これはお祖母ちゃんの言葉ですが、私も今、心からそう思うのです。」
おススメの一冊です。
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秋の読書 宮部みゆき「よって件のごとし」他
http://mikihana92.exblog.jp/32788119/
2022-10-18T21:35:00+09:00
2022-10-18T22:21:32+09:00
2022-10-18T21:35:27+09:00
mikihana922
読書
気が向いたときには読書をしています。
秋になってから手にした本はこんな感じです。↓
(画像がくっきりせず本のタイトルがわかりづらくて申し訳ありません。 )
右から
①原田ひ香 「古本食堂」
多分ですが、この小説に出てくる本は
著者自身が読者にお勧めしたい、もしくは感動したものだと思います。
有名無名の名著、名店の食べ物、人間関係、
ほんのちょっとしたミステリー仕立てと贅沢なストーリです。
読後には神田の古書店街を歩きたくなります。
続編が出たらいいなぁ・・・。
②ブレイディみかこ 「ぼくはイエローで、ちょっとブルー2」
1に続いて読んでみました。
去年発売された本ですが、イギリスの現状を理解するとは言えないまでも
よく知ることができます。
貧困問題、移民問題、ブレグジットの影響と子供の社会にも複雑に絡んできます。
③山田あかね 「犬に名前をつける日」 先日紹介しました。こちら
④川瀬七緒 「ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ケ谷京介」
桐ケ谷京介は高円寺商店街で小さな仕立て屋を営んでいます。
美術解剖学と服飾の知識によって
商店街たちと協力しながら事件を解決していきます。
久しぶりに読んだ作家さんですが、なかなか面白かったです。
シリーズ2が出ているので読む予定です。
⑤小泉遙 「ロシア点描」
「近くて遠い国」と言いますがロシアは「遠くて遠い国」です。
これを読むと市井のロシア人の生活を身近に感じることができるかもしれません。
⑥宮部みゆき 「よって件のごとし 三島屋変調百物語 八之続」
袋物屋・三島屋の次男「小旦那」富次郎が
やってくる客の不思議で恐ろしい体験を聞き取っては、最後に絵を描きます。
読み終わってから少し時間が経ってしまいましたが
確か3話から構成されています。
読み進むうち怖さが増してきました。
気づけば夜になって真っ暗・・・。
怖気づいて翌日に続きを読みました。
こんなことは昔読んだ柳田國男「遠野物語」以来でした。
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読書 「犬に名前をつける日」山田あかね著
http://mikihana92.exblog.jp/32769665/
2022-09-29T17:29:00+09:00
2022-10-18T22:22:18+09:00
2022-09-29T17:29:20+09:00
mikihana922
読書
ペットの棚にありました。
映画は知っていましたが
切ない場面が出てきそうで見ていません。
映画の原作本です。
著者である山田あかねさんは映画監督、TVディレクターです。
2010年に愛犬・ゴールデンレトリーバーのミニちゃんを10歳で亡くしました。
癌でした。以後、ペットロスに襲われます。
行動的な人で、ゴールデンレトリーバー発祥の地といわれる英国の田舎へ行って
ブリーダーさんに会いに行ったり、
ロンドンの大きなアニマルシェルターで3か月間ボランティアをしたり、
愛犬の死を徐々に受け入れていきます。
と同時に英国とは、かけ離れた状況にある日本の犬や猫のことを
どうしたら沢山の人に訴えられるか思うようになり犬の映画を撮り始めます。
例えば動物保護センターでの犬や猫の様子、
犬の保護活動を行うNPO法人に携わる人々や引き出しの様子、
福島で犬の保護に奮闘する人などじっくり取材しています。
あるときは犬や猫と暮らせる特別養護老人ホームの取材もします。
そのときには5頭の犬がいました。
あ、いました!先日、ブログにアップした文福です。
もう7年以上前から老人ホームのスタッフとして活躍していたのですね。
お年寄りと暮らすのは若い犬より老犬のほうがいい、
ゆっくりしたペースでお互い過ごせるからだそうです。
我が家のサクと老母も同じです。
サク(11歳)が誕生日を迎える度、母(93歳)はいつ自分に追いつくか心待ちにしています。
先日見たTV番組が、こうしてリンクしていくのは
不思議な気もしますが何かに導かれているようにも感じます。
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読書 「アルタイの片隅で」李娟(リー・ジュエン)
http://mikihana92.exblog.jp/32669471/
2022-07-26T09:38:00+09:00
2022-10-18T22:23:06+09:00
2022-07-26T09:38:11+09:00
mikihana922
読書
日曜の昼間は珍しく湿気もなく爽やかで
プランターの葉っぱが風に揺られるのを眺めながら
一気に読んでしまいました。
李娟は1979年生まれ、漢民族。
さまざまな賞を受賞している中国を代表する女性作家です。
20歳ごろ、中国新ちゃん自治区北部のアルタイで
母や家族とともに裁縫店兼雑貨屋を営んでいました。
冬になれば零下30度を超すような生活は
便利な暮らしに慣れている私には想像できないほど厳しいものです。
そんなときだって外で用を足さなきゃいけない・・・。
戻ってきたときには着ているものは凍ってます。(^^ゞ
だけれど雑貨店にはさまざなお客さんたち(主にカザフ族)がやってきます。
お酒を飲みにきたり、物を買いにきたり、忘れていた借金を払いにきたり、
店主である彼女たちをびっくりさせたり、
ほっこりした気分にさせてくれます。みんな個性的!
そんな様子をエッセイにしたのがこの「アルタイの片隅で」です。
商売を営む人もお客さんもお金はなくて貧しいけれど
ユーモアや優しさを忘れない牧歌的な暮らしがありました。
そして自然への表現も素晴らしい!
そこで暮らして、目にして空気を吸った人でなければ表せないでしょう。
エッセイの中の一章「バラアルツ」から少し紹介します。
人もまばらなバラアルツの静かな夜。
彼女と妹の前を歩いていた懐中電灯を持った見知らぬ人は
行く先の方向は違うのに
彼女たちのために懐中電灯をずっと照らしてくれました。
バラアルツでは月の出る夜とそうでない夜は
彼女の言葉を借りれば「まるでもう一つの昼と夜のよう」。
懐中電灯のゆらゆら揺れる光はなんと温かくて優しかったことでしょう。
庭でひとりご機嫌のサクです。
「アルタイの・・・」の一章「橋頭」の中の「犬」では
悲しく厳しく、やるせなくなる犬が出てきます。
でも李娟の眼は優しいです。
そして最後の数行は哲学的でもあります。
サク、やわな毎日でよかったね。
哀しいワンコたちがいっぱいいるのだから
その分、心から楽しんで一所懸命に暮らそう!
今日はコメントはお休みします。m(_)m
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宮部みゆき「きたきた捕物帳(二) 子宝船」など
http://mikihana92.exblog.jp/32657351/
2022-07-12T22:29:00+09:00
2022-07-12T22:29:46+09:00
2022-07-12T22:29:46+09:00
mikihana922
読書
最近読んだ本、4冊です。
偶然ですが全て江戸時代を舞台にしたものです。
1冊は直木賞受賞した西条奈加さん「心淋し川」。
江戸・千駄木を流れる心淋し川(うらさびしがわ)を
眺めながら暮らす市井の人々を描いています。
あと3冊は宮部みゆきさん。
「魂手形」は宮部さんが書き続けている不思議物語「三島屋変調百物語」の
7番目になる作品です。
神田の袋物屋・三島屋にやってくる不思議な体験をしたお客の
それぞれの物語です。
聞き手は三島屋の次男。聞いた後はそれを基に絵を描きます。
前回のシリーズ「黒武御神火御殿」最後に出てきたイヤな感じの男性が
今回も最後にチラッと出てきます。誰なのでしょう?
先代の聞き手・おちかにとって吉となる人なのかそうでないのか・・・。
先が気になるところです。
不思議物語だけに納まらないところがさすがです。^^
待ちに待った「きたきた捕物帳(二)子宝船」。
(一)に出てきた謎の人物・稲荷屋のおやじは
宮部さんの小説「初ものがたり」にも出てきます。
(二)でも出てくるのではと思って復習も兼ねて
「初ものがたり」も読み直しました。
20年以上前に読んだ作品なのに全然古臭くなくて、楽しく読めました。
が、今回の(二)では登場しませんでした。
その代わり、政五郎親分や「おでこ」が出てきます。
宮部さんの「ぼんくら」シリーズに出てきた小説の要になる人物たちです。
ほかにもまだ・・・。また読み直そうかなぁ。
十代の若い主人公・北一に
随分前に描いた人物たちを再登場させて
物語はまた新たな方向へ進んでいきます。
「永く書き続けていきたいと思います。」と宮部さんがおっしゃっていますが
先が楽しみなシリーズです。
というか早く次を読みたいです~~。
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文庫本を書見台に載せて読んでみました。
http://mikihana92.exblog.jp/32596913/
2022-05-23T20:05:00+09:00
2022-05-23T20:05:16+09:00
2022-05-23T20:05:16+09:00
mikihana922
読書
タブレットを見るときに使うことが多いのですが
文庫本でも使ってみました。
サクも読む気満々です。
読むときは見開きにして、こんな感じです。↓
手を当てておかないと本が閉じてしまうので
手を添えるのはマストです。
押さえ(下にある黒いもの)は動きが固くて
ページをめくるにはちょっと鬱陶しく感じたので使いませんでした。
読み込まれた単行本なら
ページをめくるときだけ手を使えばいいのですが
文庫本のときはちょっと不便です。
でも姿勢という点では首を下に向けることもなく楽です。
こちらはA4判サイズの本です。
レシピ本などじっくりとこのページを見たい、というときには
押さえを使うととても便利です。
しか~し、飼い主がテーブルに座っている近くで
誰かさんはちょろちょろしてますな。
因みに文庫本は樋口明雄さんの「風の渓」。
南アルプス山岳救助隊K-9シリーズの1冊ですが
日本で初めての山岳救助犬たちが活躍します。
(日本では山岳救助犬は実在しません、小説の中だけです。)
今、シリーズの最新刊「異形の山」を読んでいるので
読了したらまたご紹介したいと思います。
ワンコ好き、山好き、アウトドア派の方にぜひおすすめしたいシリーズです。
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あさのあつこ「弥勒シリーズ」 はまりました。(^^ゞ
http://mikihana92.exblog.jp/32594556/
2022-05-21T17:01:00+09:00
2022-05-21T17:01:11+09:00
2022-05-21T17:01:11+09:00
mikihana922
読書
私の読書も中断していましたが
2月頃からまた本を手に取り始めました。
どの本も当たりでした。
特にはまったのが、
あさのあつこさんの「弥勒シリーズ」!
久々の読書ということもあって活字を呑み込むように読みました。
2006年に「弥勒の月」が出版されて以来
昨年2021年「花下に舞う」まで10巻出ています。
(↓ 出版順序は最下段の「弥勒の月」から左方向へ移動)
主な登場人物は同心・木暮新次郎。
小間物問屋「遠野屋」の主・清之介。
そして新次郎に仕える岡っ引きの伊佐治。
一つの事件が起こると不思議に清之介につながっていきます。
豊富な経験と鋭い勘で情報集めに奔走する伊佐治。
新次郎は伊佐治から上がった情報と、
同心としての経験と勘も使いながら事件を解決していきます。
その様子はまるでパズルを当てはめていくようです。
事件解決のためには人の心をえぐるようにして真実に辿りつこうとする新次郎に
辟易としならもどうしても事件の結末を知りたい伊佐治。
新次郎から心をなぶられるようにされながらも
どこかでそれを待っているような楽しんでいるような清之介。
向いている方向は違っても心の奥底に抱える闇は同じ・・・。
伊佐治は2人のバランスを取ろうといつも腐心しています。
シリーズの早い段階で清之介の背景が明かされますが
新次郎について詳しくは語られていません。
そして新次郎と清之介の関係は最後に
どういう決着を見るのでしょう?
それを知るまでシリーズはまだ続くように思うのですが・・。
時代小説がお好きな方、興味のある方はぜひ。
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読書「戦禍のアフガニスタンを犬と歩く」
http://mikihana92.exblog.jp/32544881/
2022-04-04T23:16:00+09:00
2022-04-06T06:27:58+09:00
2022-04-04T17:14:30+09:00
mikihana922
読書
この本が出版されたのは2010年4月。ちょうど12年前です。
旅をしたのは著者でもあるローリー·スチュワート。
イギリス人の元外交官で、当時30代でした。
旅の途中で譲り受けた大型犬バーブルとともに
非常に厳しいルートであるアフガニスタンの中部山岳地帯を
徒歩で進んでいきます。
その記録になるわけですが、タリバン政権崩壊直後で
出会う人々もパシュトゥン族、ハザク族など様々。
同じイスラム教でもシーア派、スンニ派と分かれ、
さらに親米派だったりタリバン寄りだったり。
混沌としたなかを、ときに親切にもてなされ、ときに邪険にされ、
殺されるのではないかというような危険な目にもあいます。
この本は紀行文というには
戦禍の山岳地帯を描いて殺風景すぎ、
冒険小説というには
著者の感情は抑えられて控え目すぎて物足りません。
なのでオススメできるかなというと❓です。
ただ私の常識が通用しない世界がこの世にあるんだ、
どんな世界なんだろう、
それを知りたい一心で読み上げました。
因みに『ニューヨークタイムズ年間最優秀図書』に選ばれ、
翻訳も素晴らしいです。 著者が描いたバーブル↓(彼はスケッチも上手なようです。)
もしこの記事に興味を持たれたら・・・
著者ローリー・スチュワートについて少し記しておきます。
あ、ロッド・スチュワートじゃないです、ローリーね。
1973年香港生まれ。オックスフォード大学卒業。
学生時代は英王室ヘンリー、ウィリアム両王子の家庭教師を務める。
卒業後は英陸軍へ、その後、外交官としてインドネシア、モンテネグロへ赴任。
辞任後、イラン、アフガニスタン、パキスタン、インドを徒歩でめぐる。
この本を書いた後、英保守党国会議員となり
キャメロン元首相、メイ元首相のもとでいくつかの大臣職に就く。
2019年 反ブレグジットの立場から首相選へ立候補、落選。
現在はイェール大学のフェローとしてアカデミックな職にある。
と、こんな感じです。
著書の中でさまざまな地域の部族長や司令官と
通訳なしで話しているようなので
ダリ語などいくつか話せるようです。
人柄、知力、精神力、体力、
全てにおいて優れている人っているのですね。
今50歳手前、まだまだ何かできそうです。
首相選の候補として、彼をTVニュースで目にしていたかもしれないし、
ブレイディみかこさんの本にも
名前が挙がっていたかもしれないと思うと(不確かですが・・・)
身近に感じました。
最後に一緒に旅したバーブルですが、大型犬マスチフの原種と思われます。
アフガニスタンのゴール地方のマスチフは非常に強く
闘犬として贈り物として珍重されました。
が、アフガニスタンでは犬は不浄のものです。
出会ったバーブル(5歳ぐらいらしいですが)も
狼除け、闘犬として存在するだけでシッポも耳も深く切り込まれ、
子どもを噛んだということで歯も抜かれていました。
16世紀にムガール王朝を建てたバーブル皇帝にあやかって
譲りうけた後に著者が名づけたものです。
人から可愛がられることもなく、甘えることも知らないバーブルですが
長旅で体力を消耗した彼を著者が心配して
最後の数日間、知り合いに頼んでバーブルだけを車で移動させます。
無事お互い対面できるのですが
「リュックを下ろすと、
その耳慣れた音に目を覚まし、彼の寸詰まりの尻尾を振りながら
小走りに駆けよってきて、腹をくすぐってもらおうと仰向けになった。」(著書より)
駄文にもかかわらずここまでお読み頂いた方、
本当にお疲れさまでした&ありがとうございました
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日経新聞 朝刊2/14「子どもと大人つなぐ絵本」
http://mikihana92.exblog.jp/32008091/
2021-02-22T16:03:00+09:00
2021-02-22T16:08:34+09:00
2021-02-22T16:03:37+09:00
mikihana922
読書
コロナウイルス禍の中、在宅時間が増えたことで
親子の間をとりもつ絵本の売上が伸びているそうです。
売れているのは特にロングセラーのもの。
子どものときに親から読んでもらった絵本を、
親になった自分が我が子に読んであげるということのようです。
親子4世代にわたるものもあって、代表的なものが「いない いない ばあ」です。↓
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
発売当初から今まで発行部数は700万を超え
長い間に渡ってみんなから愛されている絵本です。
「いない いない ばあ」に、さらに関心のある方はこちら
日本の絵本は海外でも人気があります。
おじいさんや孫が蕪をひっぱっている絵本は福音館「おおきなかぶ」です。
ロシアの昔話ですが、日本の絵本だったのですね。
ぐりとぐらのシリーズは我が家でも大活躍しました。
中国版「大家来大便」は五味太郎さんの「みんなうんち」です。
先月、南の国の白玉ちゃんへ送ったばかりです。
まんなかの列・右は宮西達也さんのティラノサウルスシリーズです。
宮西さんはサクの住む町に在住、町一番の通りに宮西さんのショップがあります。
入ってみたいのですが、おばあさんの私にはちょっと敷居が高い!
白玉ちゃんが来たら一緒に行こうと思ってますが
早くその機会が来ないかなぁ・・・。
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12月の読書
http://mikihana92.exblog.jp/31972689/
2021-01-31T23:36:00+09:00
2021-01-31T23:36:27+09:00
2021-01-31T23:36:27+09:00
mikihana922
読書
個人的には「麒麟の翼」の加賀恭一郎シリーズのほうが好みかな。
しばらく読んでいないので、また図書館で借りようと思います。
南アルプス山岳救助隊K-9 クリムゾンの疾走 (徳間文庫)
読了日:12月31日 著者:樋口明雄マスカレード・ホテル
読了日:12月13日 著者:東野 圭吾
いつでも母と
読了日:12月05日 著者:山口 恵以子まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫)
読了日:12月04日 著者:三浦 しをん
読書メーター
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赤ちゃん絵本「いないいないばあ」
http://mikihana92.exblog.jp/31850060/
2020-12-01T22:37:00+09:00
2020-12-01T22:37:39+09:00
2020-12-01T22:37:39+09:00
mikihana922
読書
先日、赤羽末吉「スーホの白い馬」のことをUPしましたが
もう一つ、絵本の話題です。
11/25水曜 日経新聞朝刊の記事です。
童心社から出版されている絵本「いないいないばあ」の発行部数が
700万部を超えたそうです。
作者は松谷みよ子さん、絵は画家の瀬川靖男さん、初版は1967年。
赤ちゃんに初めて読む本として
書店の絵本コーナーに平積みになっているほど今でも人気があります。
我が家にもありますというか、あったというか・・・。
去年、南の国から白玉ちゃんがやってきて木端微塵に!
たまたま残っていたページが出てきました。
白玉ママが読んでいたころから
セロテープで補修するくらい何度も読んだ本です。
白玉ちゃんと一緒に本を読みたいと思いますが
このコロナでもう一年近く会っていません。
いつ会えるのかなぁ・・・。
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10月の読書
http://mikihana92.exblog.jp/31826529/
2020-11-29T23:47:00+09:00
2020-11-29T23:47:47+09:00
2020-11-29T23:47:47+09:00
mikihana922
読書
)
先月・10月分を自分のメモとしてUPします。
皆さんも読まれたものはありますか?
どれも楽しんで読めましたが
秋川滝美さん「ひとり旅日和」、おもしろかったです!
シャイで人と話すことの苦手な女子社員が
思い切って一人旅をして少しずつ成長していくお話です。
まずは日帰り旅の熱海から始めて、次は佐原(千葉県)だったかな。
レビューを参考にして手に取りましたが
たまに一人でぶらりと出かけることもあって、
私のようなおばちゃんでも
「わかるわかるその気持ち」と心の中で深く肯いてました。
あ、主人公のように成長はしないかも・・・。(^^ゞ
お誕生会クロニクル
読了日:10月29日 著者:古内一絵あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫)
読了日:10月25日 著者:山口恵以子南アルプス山岳救助隊K-9 レスキュードッグ・ストーリーズ
読了日:10月13日 著者:樋口 明雄泣くな研修医
読了日:10月10日 著者:中山 祐次郎ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (白水Uブックス―エッセイの小径)
読了日:10月05日 著者:須賀 敦子ひとり旅日和
読了日:10月03日 著者:秋川 滝美
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9月の読書記録です。
http://mikihana92.exblog.jp/31753593/
2020-10-31T16:07:00+09:00
2020-10-31T16:07:17+09:00
2020-10-31T16:07:17+09:00
mikihana922
読書
9月の読書の記録です。
ネットサーフィンしてたどり着いた
須賀敦子さん(1929~1998年)のエッセイを読みました。
実家の母より一学年お若いようです。
作家活動は亡くなるまでの10年ほどでしょうか。
エッセイの文章は句点が多くて長めですが
全体としてすっきり、しっかり整理されて読みやすい。
半ばの「街」という章まできて
自分が行ったこともないミラノの街を歩いている気分になって
一気読みになりました。
本には簡単なプロフィールだけ載っているだけだったので
PCで検索しました。
メガネをかけたお写真が掲載されていたのですが懐かしい感じがしました。
気になってさらに検索をすすめていくと
須賀さんと親交のあった方々を確実に私は知っていて
私自身ひょっとしたら時間的空間的に近い場所にいたかもしれません。
神様に導かれたような、そんな気がした本でした。
白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9
読了日:09月30日 著者:樋口明雄漢方小説 (集英社文庫)
読了日:09月27日 著者:中島 たい子もうひとつのモンテレッジォの物語
読了日:09月25日 著者:内田洋子・モンテレッジォの子供たち上海フリータクシー:野望と幻想を乗せて走る「新中国」の旅
読了日:09月22日 著者:フランク・ラングフィットコルシア書店の仲間たち
読了日:09月21日 著者:須賀 敦子([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)
読了日:09月11日 著者:ほしお さなえ
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